相続債務の調査

被相続人には債務があることも多々あります。

例えば、自営業で商店を経営していた場合は、金融機関からの借入金があったり、取引先に買掛金(未払い金)があることは十分に想定できます。

銀行からの借入金があるかは、金銭消費貸借契約書等を遺品から探すほか、預貯金と同様に、金融機関に問い合わせをします。

借入金があるとわかった場合は「借入金残高証明書」を取り寄せます。この証明書は、相続税の申告に際して添付資料として必要になります。

取引先に対する債務は、取引業者から送られてくる請求書等によって把握します。不明点があれば、取引先に問い合わせます。